スプーンで戦闘!? 映画「エージェント・ウルトラ(American Ultra)」のあらすじ・感想
エージェント・ウルトラという映画についてです
エージェント・ウルトラの概要
日本では2016年1月公開の映画「エージェント・ウルトラ(American Ultra)」ですが、
主人公の冴えないコンビニバイト、マイク・ハウエル役を「ソーシャル・ネットワーク」や「グランド・イリュージョン」で有名なジェシー・アイゼンバーグが演じており、
主人公の恋人のフィービー・ラーソン役を「トワイライト」シリーズや「スノーホワイト」のクリステン・スチュワートが演じています。
R15+指定。
エージェント・ウルトラのあらすじ
何度チャレンジしてもパニックになってしまい街の外へと出ることのできない、さえないコンビニバイトのマイク・ハウエル。
同棲している恋人のフィービー・ラーソンによってマイクは支えられる日々を送っていた。
何をやってもダメでバイトをさぼりながらバイト中絵をかいて過ごす毎日だが、マイクはフィービーへのプロポーズを夢見ていた。
場面は移りCIA。
こちらではかつて中止となったはずのウルトラ計画。その計画の実験対象者のワイズマン。そのワイズマンはマイク・ハウエルであり、保護されていたはずが、暗殺してしまおうという計画が持ち上がっていた。
ワイズマン殺害を阻止したいビクトリアと暗殺したいイエーツ。ビクトリアは阻止するためにマイクの封印されし能力を解放しにむかう。
覚醒したマイクはスプーンで敵を倒す。そして、その裏で隠された秘密とは。
エージェント・ウルトラの感想
覚醒前後のギャップ
最初のマイクのなよっと感がうまい具合に覚醒をわかりやすくしています。
最初の敵を倒した後の「やっちまったよ~ビクトリア早く助けに来てくれ~」という女々しい感じが、さっきまでのカッコよさからどうしてこうなってしまったんだという感じ。
ハーマイオニーに似ている
ビクトリアを演じているクリステン・スチュワートがハリーポッターシリーズのエマ・ワトソンにめっちゃ似てます。前々から言われているようですが、今作でも場面場面で本当にエマ・ワトソンなんじゃないかと思えるレベルで似てます。
ジェイソンボーン
この記憶を無くしていて、記憶が戻るにつれて強くなるという感じが、ボーンシリーズのジェイソンボーンを思い出させます。
私もいつの日か目覚めて、これくらいの記憶力と身体能力を持つ日が来ないかなぁと漠然と思っております。でも責任は持ちたくない!
アクション・コメディー映画
このエージェント・ウルトラはアクションコメディー映画として作られていますが、コメディー感がほぼゼロです。
どこにあったのだろうか。ヒーロー映画として作られている「キックアス」の方が断トツで笑った気がします。
ホームセンターが凶器の宝庫に思える
花火を筆頭に、次々とホームセンターで売っている商品にて敵を倒していきます。
そんなものがそんな使い方できるのか! と思い始めると、すべてのものが凶器に思えてきます。
でもやっぱり痛い
さすがはR15指定なので、倒し方がえげつないです。したがって、グロいのが苦手な方にはオススメできません。
まとめ
通常のアクション映画としては楽しめました。
武器の種類が通常とは違うので、そういった点についても通常とは違うアクションとして楽しめます。
しかし、繰り返しになりますがコメディー感はゼロなのでその点は期待しないほうがよさそうです。