バットマンが誕生したのは果たしていつ!? 「バットマン ビギンズ」の感想

2016/11/22

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引用元:http://www.appbank.net/2012/07/28/iphone-application/447808.php

2005年に公開のバットマンの映画としては新シリーズになるクリストファー・ノーラン監督による新バットマン3部作の初作「バットマン ビギンズ」を改めて見たので感想やら何やらを書いていきます。

バットマンの新シリーズは公開順では「バットマン ビギンズ(2005)」「ダークナイト(2008)」「ダークナイト ライジング(2012)」の順です。

オススメしたい新たにみる方への観る順番もこの順です。先にダークナイトを!という声もあるようですが、そんな変に順序を入れ替える必要もないと思います。

かつて「チャーリーとチョコレート工場」や「アリス・イン・ワンダーランド」などで有名なティム・バートン等によって、シリーズとして公開されていたバットマンですが、今回、クリストファー・ノーランによってシリーズを刷新。リブートされました。

ちなみにバットマン役はイケメンでおなじみクリスチャン・ベールです。

ちなみに次のバットマン2作目の作品「ダークナイト」についてもまとめております。

では、まとめていきます。

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そもそもバットマンって?

アメコミ。アメリカンコミックの大手、スパイダーマンで有名なマーベルとはライバル会社のDCコミックスから出版されているのが原作である作品です。

そして生み出されたキャラクターであるバットマンはコウモリをモチーフにした黒ずくめマスク男。

なんとなく連想の対象として、アメコミのヒーローたちであるスパイダーマンやらスーパーマンやらXメンやらが出てくるため、何かしらの強力な特殊能力をもつメタヒューマン的な印象を持ちがちですが、そんなことはなく、ごく普通の人間です。

いや、ごく普通の人間というと弊害が出てきそうですので言い換えると「とてつもなく訓練したお金持ちの普通の人間」です。それを普通と言っていいのかはさておき、特殊能力はありません。

ちょうどこの「バットマン ビギンズ」でバットマンがビギンズするところが描かれており、必見の作品。

つまり、バットマンの誕生の話が描かれています。

「バットマン ビギンズ」のあらすじ

実家がものすごいお金持ちのブルース・ウェイン少年。そんなブルース・ウェイン少年にはトラウマがあった。

それは昔、古井戸に落ちた経験があり、そこで大量のコウモリに遭遇。結果、コウモリに対しての恐怖心が植えつけられる。

そんなブルース・ウェイン少年はある日両親とともにオペラを見に行くが、コウモリが作中に出てくる関係で途中退席したいと申し出て、両親と退席。

その帰り道に強盗に襲われ、両親が殺害されてしまいます。

復讐を誓うブルース・ウェイン少年でしたが、その強盗が別の人物に殺されます。その殺した人物は住んでいる街である「ゴッサムシティ」を陰で操るドンのファルコーニ。

そこで腐敗した街に対し何もできない状態を打破しようと、力を求めて街を出ます。結果、ラーズ・アル・グールという人物に率いられている闇の組織で訓練をし、恐怖に打ち勝つ術を体得する。

しかしその組織「リーグ・オブ・アサシン」はゴッサムシティを破壊する方針であり、ウェインとそりが合わず決別。リーグの本拠地を爆破して脱出する。

ゴッサムシティに戻ってきたウェインは犯罪者に恐怖を与えるという意味を込めてコウモリをモチーフにしたバットマンになる。その際、様々な戦う上での能力を科学技術によって得ていくのですが、ウェイン産業のルーシャス・フォックスの協力により実現します。

「バットマン ビギンズ」の感想

スターウォーズとバットマン・ビギンズ

改めて見てみて最初に感じたのは「スターウォーズっぽさ」でした。特に感じたのがヒマラヤでの恐怖に打ち勝つ修行をしているときなどの色合いや雰囲気が、どうしてもスターウォーズの旧三部作にどことなく似ていると感じました。

ストーリー展開からしても全くの別作品ですが、スターウォーズの主人公ルーク・スカイウォーカーのようにブルース・ウェイン少年も両親を亡くしており、そこからの這い上がりの描き方の色合いがどことなくスターウォーズを思わせたのかもしれません。

そういう風に観ていたからか、リーグ・オブ・アサシンのヒマラヤの本拠地で、ウェインが修行の最後の試練として「悪人を断殺せよ」との命令がラーズ・アル・グールより与えられるシーンでは、こちらは新3部作になりますが同じくスターウォーズのシスの暗黒卿がアナキン・スカイウォーカーに対し、降伏しているデュークー伯爵に最後のとどめをさせ!と命じているシーンが頭の中にフラッシュバックしました。

ここで罪人の首を落とさなかったから今のバットマンがあるといえます。逆に落としてしまっていればシスへの道(この場合リーグ・オブ・アサシン)へと突き進んでいたことでしょう。

印象に残ったシーン

モノレールの変遷について

印象に残ったシーンとして、ウェインタワーへと続くモノレールのシーンがあります。

バットマン・ビギンズには大きく3回のモノレール内のシーンが描かれていますが、そのどれもが大きく異なります。

まずは物語の前半、まだバットマンがブルース・ウェイン少年であった時のシーン。

ゴッサムシティのかつての栄光を描くように輝かしく街が映され、その中をモノレールが進みます。中に乗るのは多くの乗客とブルース・ウェイン少年そしてその両親。輝かしく描かれており、その印象はさながら未来都市の様です。

しかし、2回目のシーンでは、

主人公バットマンの幼馴染のレイチェル・ドーズが仕事帰りにモノレールに乗るシーンなのですが、乗っている電車は同じでも先ほどとはうって変わって、その退廃的な状態たるやなんたることか、という感じです。人は全くと言っていいほど乗っておらず、窓ガラス汚れ、壁も椅子も荒んでいる。

しかし、それだけ輝かしかったこのゴッサムシティが悪しく変貌してしまったというのが、そのワンシーンで強烈に印象付けられます。心にグッと切なさが食い込んできます。

そして三回目は、敵との最終決戦の場所として、バットマンが戦います。

このシーンでは、最終的に線路が崩れ落ち、敵もろとも崩壊します。つまり、街全体がスラムと化してしまったゴッサムシティの荒みを象徴していたモノレールが敵と共に崩れるのです。

冷戦をベルリンの壁が象徴し、壁の崩壊が冷戦の終結のシンボルとして感じられたように、モノレールと共にゴッサムシティの腐敗が改善されていくのを感じられました。

バットマンが誕生した瞬間

バットマンが誕生したのはいつだろうか。

ラーズアルグールの本拠地を爆破した時なのか、バットマンのコスチュームを身にまとった時なのか、それとも悪人を倒した後にコウモリのマークを初めて夜空に浮かべた時なのか。

私はどれも誕生の瞬間と呼ぶにはふさわしくないと思う。

では、どの瞬間が「バットマン誕生」と言えるのだろうか。

それは、悪に対して戦っていくという決意を胸に、地下の洞くつであれほど恐怖の象徴であったコウモリに周囲を完全に囲まれた状態でたたずむ瞬間。周りを無数のコウモリが飛び交うにも関わらずブルース・ウェインはしっかりと前を向いて立っている。

そのシーンを観たとき、

これがバットマンが誕生した瞬間である

と確信しました。

それほどの強い印象が未だにあのシーンにはありました。

「バットマン ビギンズ」の名言

バットマン・ビギンズには名言があります。

それを紹介していきたいと思います。

「人は何故落ちるのか。それは這い上がるためである」

こちらはトーマス・ウェインの言葉。つまりバットマンであるブルース・ウェインの父です。

ブルース・ウェイン少年が落ちた古井戸から救出された際にブルース・ウェイン少年にかけた言葉です。

父の「やさしさと前を向かせる力強さ」が伺い知れる一言。

人は恐れる。理解できないものを。

こちらはファルコーニという街を実効支配していた裏社会のボスの言葉。

人間についての真理について語っています。

敵が言っているので何かと嫌な気がしますが、ふと我を省みた時にこのような状態になってしまっていないですか?と問いかけてくるいい一言。

恐怖を抱き、嫌悪感に塗れているものは、実は理解できていないだけかもしれませんね。

「バットマン ビギンズ」の展開について(ネタバレあり)

はじめは、

それこそ裏社会ボスのファルコーニだけがこの作品のボスかと思っていましたが、あっさりやられましたね。

その後、科学系攻撃男のスケアクロウが台頭してきて「お!いい敵が現れた!」と思ったら瞬殺され、その後黒幕へ……

という

マトリョーシカ方式というからっきょ方式というか、

まだまだ物語は終わりませんぜ!感が強かったですね。

そのおかげで、展開の質が少し変わり、

飽きさせない

物語となっていたように思います。

おわりに……

思いのほかいい作品でした。

クリストファー・ノーランは凄いですね。好きなのかもしれない。

ぜひまだの方はお急ぎで!観たことがある方はもう一度!観たほうがいいと思います。オススメです。

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