ニートが大活躍する映画!「ハッピーニートおちこぼれ兄弟の小さな奇跡」のあらすじや感想
2017/07/15
ニートが大活躍する映画の「ハッピーニートおちこぼれ兄弟の小さな奇跡」を視聴したので、あらすじと感想を書いていきます。
「ハッピーニートおちこぼれ兄弟の小さな奇跡」は2011年のアメリカのコメディ映画です。
ハッピーニートのあらすじ
どこかの大きな会場で大きなことを言っているかのように、自宅のトイレで引きこもりながら名言らしきことを録音する主人公のニートのジェフ(ジェイソン・シーゲル)。
彼はもう30歳にもなるのに実家で母親のシャロン(スーザン・サランドン)ニートとして暮らしている。彼はメル・ギブソン主演の映画サインの影響ですべての事に意味があると信じ、その意味するところの「何か」を求めて行動を起こす。
そんなジェフの兄パット(エド・ヘルムズ)は妻リンダ(ジュディ・グリア)との夫婦仲が悪化している。
ジェフの行動の末に兄パットと出会い、様々な事を経験した後、運命的にパットの妻リンダの浮気現場を目撃してしまう。
また一方でジェフの母親のシャロンは職場にて謎の人物から謎のメールが届き、「あなたの隠れファンです」と告げられる。シャロンは職場のどの人物がファンなのか気になり調べ始める。
ジェフ兄弟は浮気捜査の大冒険をはじめ、母シャロンは久々のときめきを求めて動き始める。
関係のなかった3人の話が1つになった時、ジェフの求める「何か」が見つかる。
いい年した、ニートと妻に浮気される男の大冒険がここに!
ハッピーニートの感想
ホームカメラのようなカメラワーク
独特のカメラワークであり、すぐにズームします。
しかし、そこにまた味があり、なかなか面白い映像に仕上がっております。
このズームインを駆使したカメラワークで面白さが倍増している気がします。
ぬる~っとした空気感
空気感がぬる~っとしています。
気を張らずに観ることが出来ます。
しかし、だらだらとしているのではなく、空気感だけが操作されぬる~っとしているので、そんな話の中にもストーリーにも起伏があり、飽きることなく最後まで目を離れさせません。
最後まで非常に先が気になる展開が続きます。
兄弟の冒険譚がワクワクに満ちている
終始わくわくします。
いい大人なのに非常にアクティブな行動をしていきます。
その結果、ラストにつながる訳ですが、この兄弟の感じがなかなかに人を行動させるのを勇気付けます。
行動するかしないかに年齢なんて関係なくて、いつまでも驚きに満ちた人生を送ろうと思って行動すれば人生が楽しさに満ち溢れるのだ、と勇気付けられる作品でした。
つながる
何かの啓示を求めて飛び出した弟のニートのジェフは兄につながります。
この導きは兄につながっていたのか?となりますが、更に浮気現場につながります。
そのように啓示を求めた結果つながったのはもっと大きなものでした。
ジェフの父が死んでから追い求めてきた結果が誰かの父につながる結果となる、というこの流れに感動すら感じます。
とても面白かったです。
おわりに
この映画ハッピーニートは日本では劇場未公開ですが、DVDは発売されています。
また、私はこの映画をHuluにて観ましたので、登録されている方は一度観てみてください。