「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」第4話のあらすじ・感想
2016/12/27
第4話の校閲ガールも11.2%を記録!
これで4週連続2桁台の視聴率です。この時代においてすごいですね。
「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」第4話のあらすじ
夏木なつこという大御所作家と河野悦子がバトルを繰り広げる。
河野悦子はズバズバと指摘出しをしていく、しかしそのことに対し夏木先生から恐ろしく長い苦情の電話がかかってくる。ただ、その電話についても言い返す河野悦子、カッコいい。
また、前回の最後に折原幸人に言ってしまった「幸人の小説は面白くなかった」という発言を後悔していた河野悦子に折原幸人から食事の誘いの電話が!
河野悦子は折原幸人といつものおでん屋に行く。そこで前回の「つまらない」発言について弁明をする悦子だが折原幸人は気にしていない様子。
今度は自叙伝を出版する人気女優の杉本あすかのその自叙伝を校閲することになる。ただ、ネットの情報を信頼できないと校閲なのに事実確認に外回りに出かける。
そこで杉本のパパラッチをしていた男とであう。そのパパラッチは杉本のスクープを狙う記者・山之内といい、数々のスクープを世に出してきた記者であった。
その後の出来事を簡潔に並べていく
そうこうしていると、杉本あすかの隠し子を山之内がスクープ。
河野悦子は杉本あすかの自叙伝の原稿を自宅に持ち帰り自宅で読み、涙する。
翌朝、なんと杉本あすかが引退会見をひらくと知り、思わず悦子は会見に出かける。
しかし悦子は入館証を持っていないため入れない。しかし、入ろうと頑張る。
愛のない質問ばかりをしていく記者、その結果杉本あすかは倒れる。
そこへ何とか入った悦子が駆け寄り、救急車を呼んでほしいと叫ぶ。その映像は全国へと流れる。
結果、マスコミへのバッシング及び杉本擁護の声が高まる。
クライマックス
一件落着後、家に帰るとなんとそこに折原幸人の姿が!
そのことで気分良くなり飲みすぎてしまった結果、勢いでなぜ折原幸人が覆面作家をしてるのかを本人に尋ねてしまう。
その発言に周りの常連客は大笑い。なぜなら「覆面作家=作品で判断してほしい作家」というのは常連客の間では常識であるからだ。
それでも「モデルとの兼業は文武両道でありかっこいい」という河野悦子の発言に折原幸人は考えを改め、是永是之であるという事を公表しようと決める。
折原幸人は森尾の家に帰宅。落ち込んでいる森尾に気が付き、話を聞こうとする。森尾の恋人は既婚者であり、その件で落ち込んでいたのだ。しかし、その話は話せない。森尾を喜ばせようと是永是之であるという事実を公表しようとしていると折原幸人は打ち明けるが、公表しようとしているという話であった時はうれしそうであったのに、そのきっかけとなったのが河野悦子であると嬉しそうに話し始めた際には、森尾の顔が変わった。
森尾は幸人に近づき、「恩を返して」とキスをする。
「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」第4話の感想
今回もクスッと笑えるシーンが多く、中だるみしない感じが素晴らしいです。
記者・山之内の描き方
最終的には杉本あすかが倒れたことで、世論の意見が変わり、マスコミ側に対しての総バッシングに変わったのですが、杉本あすかに強く追及した山之内はまるでその世論形成の為に全面的に悪者になろうとしたかのように感じられました。
自分は悪者であると理解し、その上で人の為になるような立ち回りをするという考え方も確かにあるのかなと思います。誰かが悪者になれば世論は動きそうですし。
しかし、これは職を失う危険性が全面的にあるので、もし狙って山之内はやっていたのであれば、相当の覚悟が必要なんじゃないかなと思います。
行動力がうらやましい
実際の会社で河野悦子のようにすぐ外回りにいけば、めちゃくちゃ怒られるような気がするのですが、そこはまぁフィクションという事で……(笑)
部長も理解ある人ですし、校閲部もいい人ばかりですし、職場環境が良すぎてものすごいうらやましいですね。
そんなことはさておき、この河野悦子の行動力は見習うべきものがあります。思い立ったら即行動! という生き方。
現実世界では往々にして思い立ったことを行動に移せないことによって発現する機会ロスがものすごく多いと思います。
よりよい人生を送るために、このような河野悦子の行動力を見習い、行動を起こしていこうと思いました。
改めて記憶力
河野悦子、コーヒー豆「コピ・ルアク」の知識が半端ないです。
さらに山之内に杉本あすかの情報を話した時も知識が半端ではないです。
石原さとみさんもセリフ覚えるの大変そうだなぁと思いますが、それがあまり表に出ない話し方をちゃんとされているように思います。
それはさておき、河野悦子は読んだ本読んだ本しっかりとインプットし、読み、仕事をした時間を全く無駄にしていないという点で、非常に労力のエコ人間です。
外回り行きまくっても仕事をきっちり終わらせる生産性にはドイツ人もびっくりですが、それを支えているのはこの記憶力というこのなのでしょうか。
願いまでの時間
女優・杉本あすかは幼いころから真剣に演技の練習をし、結果若年時から優秀な女優として活躍します。
これを観ていて思ったのが、「1万時間の法則」とそれを否定する張本人のアンダース・エリクソン教授の話です。
1万時間の法則と言われている話がありました。それは誰しもが1万時間何かに費やした時にその能力が天才の域に達するという話です。秀才の作り方。
しかし、それは現在否定されていて、量のみではなく質も必要であり、トップクラスの域に達する時間数は様々であるとされています。
詳しく知りたい方はこちらをぜひ読んでください。
まとめ
今回もとても面白く観ることが出来ました。
キスシーンが最後の最後という予告詐欺のような感じであり、次回がまた気になっております。早く観たい。
ちなみに今までの回のまとめがこちら。
さらにちなみにこの作品はHuluで観ることができます。
それではまた次回。