映画「マトリックス」を久々に観た感想・解説

2016/10/18

漠然としていた記憶の再構築のために、映画の「マトリックス」を再び観てみた。

公開されたのは1999年、なんと20世紀の作品である。当時からすると映像の革命であった事だろう。実際に「映像革命」として話題になったという。

そんな「マトリックス」どんな内容だったのだろうか。

次作、「マトリックスリローデッド」についてはこちらから

最終章、「マトリックスレボリューションズ」についてはこちらから。

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マトリックスのストーリーあらすじ

トーマス・アンダーソンというソフトウェア会社に勤めながら夜はネオという名前でハッカーをしている人物がいた。

この世界が本当の世界じゃないんじゃないかという漠然とした疑念の持ちながら生きている所に、仕事中不審な荷物が届く。

開けてみると中身は電話であり、すぐに着信がある。電話の主はモーフィアスと名乗っていた。そこである人物たちに狙われていると知らされるとともに、逃げ場について誘導される。

しかし、ネオは逃げることに失敗。スーツを着た「エージェント」と呼ばれる人たちに捕まる。そこでエージェントの不思議な力によって口を生態的に一時塞がれ、体内に機械仕掛けに虫を仕掛けられる。

自宅へと解放されたのち、またもやモーフィアスより電話がある。誘導によってモーフィアスの仲間と合流を果たしたネオは体内に仕掛けられた虫を駆除してもらいながらモーフィアスのアジトらしき場所へと移動をはたす。

モーフィアスとの初対面を果たしたネオはこの世界の違和感とマトリックスについてモーフィアスに尋ね、モーフィアスより「君は奴隷である」「マトリックスとは今至る所にあり、それは気にの目を真実から覆い隠してきたものであり、牢獄である」と告げられる。しかし、マトリックスを説明するためには自分の目で見るしかないという理由により、真実を観たいかそれとも今までどおりがいいかという選択をモーフィアスはネオに迫る。

ネオは「真実をみる」という選択をする。その結果、ネオは真実を知り、自らの運命を背負うことになる。

マトリックスの解説(ネタバレあり)

これよりネタバレを含みますので注意です。

まだ観ていない方は下の感想まで飛んでください。

マトリックスとは

マトリックスとは精巧に作られた仮想世界であり、人間を精神的に生かしておくためのものである。

人間は培養されているのであるが、その培養人間が生きているのがマトリックスという世界である。

生きているといっても意識がそちらにあるだけで、生身の人間は培養カプセルの中である。データ化された意識がプログラムの中で生きているという事。みんな夢の中。

ネオからすると、生きていると思っていた世界がデジタルな作り物であって、生まれてからずっと夢の中で生きてきていたという事。

ちなみにマトリックスはバージョン6。作り直しによる改善が行われてきた。

マトリックスができた理由

かつて人間が栄華を極めた時、AIとの戦争が起こった。結果、AI陣営はすべてエネルギーを太陽光に頼っていたため、人間は空をスモッグのような闇で覆い、敵であるAIの動きを止めようとした。

しかし、AI陣営は人間の生態電流と熱を電力源とすることを決め、人間を培養しそのエネルギーによって生きていく栽培という方法をとる。人間陣営は戦いに敗れた。

そして、培養人間に夢を見せる世界としてマトリックスが生まれた。

エージェントの存在

エージェントはマトリックス世界の異端児を取り締まるウイルスバスターのような存在。

ウイルスのようなものであるネオやモーフィアスの敵になる存在。マトリックスのバグを修正していくために存在するプログラム。

エージェントにはスミスやジョーンズなどの日本名で言うところの佐藤・田中のような平凡な名前が使われている。

マトリックスの感想

さて、それではここからが感想です。ここからは固くないように、ですます調でいきます。

スローモーション界の神

とりあえず片っ端からスローモーションです。全力で止めてきます。何かあるともうゆっくりです。

あのイナバウアーのような銃弾をよけるシーンは有名ですよね。あれが序の口に思えるほどにはスローモーションです。

ハムナプトラのスカラベ

映画の初頭で、ネオがエージェントに捕まり、お腹の中に虫を入れられます。

そのシーンをみて思い出すのが映画「ハムナプトラ」のスカラベ

スカラベというのは普通はフンコロガシを意味するので、そこまで怖くないですが、このハムナプトラでスカラベというと牙などを持ち、人の体内に侵入してくるという気持ちの悪い生物。もう本当にトラウマになるレベルであのシーンが強烈ですが、そのスカラベをこのマトリックスの虫のシーンは思い起こさせます。

エージェントがリアル逃走中

日本の「逃走中」という番組をご存じでしょうか。概要としては、逃走者になったタレントは指定エリア内でハンターと呼ばれる黒いスーツで黒いネクタイ、黒いサングラスを身にまとった男に追われ、逃げ延びることの出来た時間に比例して賞金を獲得することができ、制限時間を生き延びるかリタイヤをすることができれば賞金を確定できる、というものです。

あの逃走中のハンターが感情を見せない点も含めてエージェントそっくり、ネオが追われている姿はまるで賞金を狙う逃走者の様。

モーフィアスという名前

モーフィアスと聞くと、プレイステーション4と連携できるというプレイステーションVRの前の呼び名の「プロジェクト モーフィアス」を思い出します。

PS VRは仮想現実用のヘッドマウントディスプレイです。その仮想現実というところで言えば、マトリックスは仮想現実の最終形のようなものなので、何かしらの関連があって名付けられたのでしょうか

絶対当たってる!ダイハード!

このマトリックスという作品全体を通してそうなんですが、当たらない!!!弾が、もう、当たらない当たらない!!

まぁ上記のように、ネオなんかは普通の人に比べれば神経の速さが尋常じゃない設定なのでなんとなくわかるんですが、その他の人たちや覚醒前のネオまで、もう、なんでこんなに当たらんの?というレベルで当たりません。撃つの下手なの?弾入ってるの?壁壊すのが好きなの!?

いやまぁ映画ですし、物語なのでとやかく言うのも何なのですが、それでも死ににくいですね。ダイハード!

「アンダーソン君」

この映画は吹替でも一回は見たほうがいいです。

このマトリックスという映画にはエージェント・スミスというスターがいます。ネオたちを追うエージェントの中でリーダー格の男で、そのしつこさは凄いです。

そんなスミスさんには名言があります。

それがネオ(トーマス・アンダーソン)に対する、「アンダーソン君」という呼び方。特徴的で、耳残りします。声優は「中田和宏」さん。もはや私の中では「マトリックス」=「アンダーソン君」といっても過言ではありません。

エンディングにポルノグラフィティ

エンディングで流れる曲のリフを聞くと雰囲気がポルノグラフィティの「ラック」という曲に似ているなぁと感じます。

ほんとただそれだけです。

まとめ

マトリックスには全体を通してそのイメージにSF作家のウィリアム・ギブスン感が漂います。

この世界観を楽しみたい方はこちらのギブスンの代表作「ニューロマンサー」をご一読ください。

そんなこんなで、マトリックスの感想でした。

 

 

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