体力が人生を変える。体力のある人生について
2016/09/25
休日の朝、目が覚めた後、
昨日の仕事の疲れが体に残っているのを感じ、そのまま起き上がること無くダラダラっと過ごし、
気がつけば何時間か経っていて、昼をすぎたあたりから行動する……
人それぞれパターンはあれど、
このような休日に体力がないとなってしまいがちです。
「体力がない人の人生」と「体力のある人の人生」はどう違うのでしょうか?
活動時間の長さの違い
何かをやると決めた後、一番体力を使うのは
行動の取っ掛かり部分であると言われています。
例えば、朝、何かを勉強すると決めたものの、なかなか行動に移す事ができず、
勉強に取り掛かるまでの時間がかかってしまう……。
のようなケースなどがあります。
はじめてしまえば、
このケースで行けば勉強時間が短くなってしまうのです。
では、体力のある人の場合はどうなのかというと、
まず朝の起床時間から違います。
前日も自分を出し尽く終えているため、質の良い睡眠を取り、
ダラダラすること無く、キチッと朝早く目覚めます。
そして、この勉強のケースであれば、決められた時間に勉強を開始する前に
何か別の事を一つ成し遂げます。ジョギングや読書などなど。
肝心の勉強時間については削ること無く、別のことも成し遂げることができる。
これだけでも二者の人生は違うものとなるでしょう。
活動内容の濃さの違い
活動の時間が全く同じでも、その内容に体力の有無は関係してきます。
人間誰しも何かをしていると、徐々にそのパフォーマンスは低下していきます。
例えば、また勉強の例を用いると、
徐々に頭に内容が入らなくなってくる。もしくは、入れたつもりでも実際は入っていない。などなど。
もちろんそうなるのを見越したうえで、休息を取り入れていく事で、
高パフォーマンスを維持するというのがベストな方法にはなってくるとは思います。
ですが、同じ90分毎に休憩を入れるとしていても、
片や体力のある人は90分間は高パフォーマンスを維持できているのに対し、
もう片方の体力のない人は30分で既にパフォーマンスが落ちていれば、
その両者の90分間の内容の濃さは違います。
これが、人生という長い目でみてみれば、両者の差は歴然となるでしょう。
人生の豊かさの違い(やりたいことをためらいなくする人生)
ここが、この「体力のある人の人生」と「体力のない人の人生」の差の中で最も大きな差になるのではないかと思っています。
それは、人生の「豊かさ」の違いです。
近年、「クオリティー・オブ・ライフ(QOL・quality of life)」という概念が話題になっています。
クオリティー・オブ・ライフとは、簡単にいうと、
人生の質(満たされた人生を送っているのか、どれだけ自分らしく人間らしい人生なのか)を尺度として捉えるという概念です。
そのクオリティー・オブ・ライフにも両者では差が出てきます。
人それぞれ内容は違えど、何かしらの「やりたいこと」があると思います。
しかし、現実問題、時間が無かったりその他しがらみで「やりたいこと」が出来ない状態になっているという場合も多くあります。
その「出来ない理由」は本当に「出来ない理由」なのですか?
例えば、西日本に住んでいる「体力のある人」と「体力のない人」
二人共、今やりたいことは「ディズニーランドに行く」ということです。
二人共、まだ行ったことが無くて、どうしても行きたい。
二人共、連休が取れない状況です。
「体力のない人」は「その夢を時間がないから……」と諦めてしまっています。
「時間があれば、私の人生はもっといいものになるのに……」と。
しかし、「体力のある人」は違いました。
夜行バスを予約し、仕事終わりで睡眠を取りながらバスで東京へ行き、ディズニーを満喫した後、
夜の新幹線で帰って来ました。
やりたいことを、何かと理由をつけたり、めんどくさくなって引き伸ばしたりしてしまう事によって
実現できていないケースは多くあります。
やりたいことを次々実現し、豊かな人生を歩む。素晴らしい人生です。
まとめとして……
いかがでしたでしょうか。
体力の有無でこれだけ人生が変わるということを書いてきました。
同じ年齢でもバイタリティー溢れる人はやはり深く豊富な人生送っており、
それは人間性にも深みを与えています。
さて、ですが、実際体力が無くて、体力を付けたいと思っていても
その体力のつけ方がいまいちわからないという場合もあると思います。
ですので、次の回でその体力の付け方をご紹介していきたいと思います。